有料会員限定

ペイミー/Kyash/Warrantee 【フィンテックベンチャー】

印刷
A
A

“かゆいところ”に着眼 新金融サービスが続々

後藤CEOが影響を受けた経営者は家入一真氏。「(起業には)共感、共犯、共依存(関係)にしていくことが大事だ」との言葉が心に残る(撮影:風間仁一郎)

特集「すごいベンチャー100 2018年版」の他の記事を読む

連休や給料日前のおカネが足りないときに、給料を前払いしてもらえないか。若い世代や低所得者層の切実なニーズに応えた金融サービスを手掛けているのが、創業わずか1年のペイミーだ。

類似のサービスは地方銀行やノンバンクも提供している。が、CEOの後藤道輝氏(25)は「独身の2人に1人は資産ゼロ。カードローンや、ファッション通販のツケ払いサービスを利用する人が多い。月末締め・翌月払いという50年間変わらない月給の仕組みを自由化したい」と話す。

導入企業の従業員は、手数料を負担すれば何度でも前払いを受けられる(月給の7割が上限)。手数料は5月から数百円の定額にした。仮にこの前払いがペイミーによる立て替え払いなら、手数料が利息制限法違反に当たる可能性がある。こうした批判を避けるため、企業側に前払い専用の口座を作ってもらい、前払いの希望が出ると、その口座から支払うやり方に変えた。

「貧困者搾取ビジネスではないか」という批判もある。が、後藤氏は意に介さない。求人応募数が増えたり従業員の定着率が向上したりするなど、企業にもメリットのあることが受け、外食や人材派遣など120社、従業員にして1.5万人が導入しているからだ。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
ロシア発「合板ショック」、住宅価格へも波及する激震
ロシア発「合板ショック」、住宅価格へも波及する激震
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
特集インデックス
すごいベンチャー100 2018年版
あのベンチャーのその後
追跡調査!
AIから物流、ものづくり分野まで
ベンチャー最前線(5)
【政治ベンチャー】
【リーガル(法務)ベンチャー】
【ヘルスケアベンチャー】
ベンチャー最前線(4)
【エンタメベンチャー】
【アパレルベンチャー】
【ライフスタイルベンチャー】
【フードベンチャー】
ベンチャー最前線(3)
【観光ベンチャー】
【HR(人事)ベンチャー】
【教育ベンチャー】
Interview|500 Startups Japan ジェームズ・ライニー
Interview|東京大学教授 各務茂夫
【新素材ベンチャー】
ベンチャー最前線(2)
【建設・不動産ベンチャー】
米国「巨額投資」の勝算
【シェアリングベンチャー】
【フィンテックベンチャー】
ベンチャー最前線(1)
【モビリティベンチャー】
【エネルギーベンチャー】
【AIベンチャー】
【ロボットベンチャー】
【宇宙ベンチャー】
ビジネスヒントはここにある!
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内