有料会員限定

期待と不安のEVブーム 電気自動車の未来

✎ 1〜 ✎ 45 ✎ 46 ✎ 47 ✎ 48
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

欧州発で電気自動車(EV)のメガウエーブが起きた2017年。この流れは18年も続くと予想される。

自動車大手でEVシフトを最も鮮明にしているのが、独フォルクスワーゲン(VW)だ。EV専用プラットホーム「MEB」の開発を進めるとともに、25年までにEVだけで50車種を投入する方針を17年秋に公表。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)で30車種としていた従来計画から一段とEVへアクセルを踏み込んできた。

VWのマティアス・ミュラー会長は「自動車業界の改革を主導する」と宣言。16年の新車販売台数ではトヨタ自動車を抜いて初めて世界トップに立ったが、EVでも先頭を走る狙いだ。

VWのみならず、ドイツ勢は意気軒昂だ。独ダイムラーは高級車「メルセデス・ベンツ」でEV専用ブランド「EQ」を立ち上げた。すでにAクラスのEV「EQA」を公開しており、将来は小型車から大型車まで全車種で電動化車両を選べるようにする。

関連記事
トピックボードAD