欧州発で電気自動車(EV)のメガウエーブが起きた2017年。この流れは18年も続くと予想される。
自動車大手でEVシフトを最も鮮明にしているのが、独フォルクスワーゲン(VW)だ。EV専用プラットホーム「MEB」の開発を進めるとともに、25年までにEVだけで50車種を投入する方針を17年秋に公表。EVとプラグインハイブリッド車(PHV)で30車種としていた従来計画から一段とEVへアクセルを踏み込んできた。
VWのマティアス・ミュラー会長は「自動車業界の改革を主導する」と宣言。16年の新車販売台数ではトヨタ自動車を抜いて初めて世界トップに立ったが、EVでも先頭を走る狙いだ。
VWのみならず、ドイツ勢は意気軒昂だ。独ダイムラーは高級車「メルセデス・ベンツ」でEV専用ブランド「EQ」を立ち上げた。すでにAクラスのEV「EQA」を公開しており、将来は小型車から大型車まで全車種で電動化車両を選べるようにする。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
この記事の特集
その他の記事はこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら