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気仙沼水産加工19社がアジア販路開拓で団結 東日本大震災から6年、険しい復興の道のり

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東日本大震災から6年。被災地でも例のない取り組みが始まった。

最新鋭の設備を導入したが、労働力確保が課題(ミヤカンの缶詰工場)。左上は気仙沼魚市場のメカジキの水揚げ

おいしくて品質のよい三陸地方の水産加工品を海外に売り込め──。

東日本大震災からの復興を進める宮城県気仙沼市の水産加工会社19社が、シンガポールを皮切りに東南アジア市場の開拓に乗り出した。

2月15、16日の両日、19社が加盟する気仙沼鹿折加工協同組合(川村賢壽理事長)は、東南アジア各地に販売網を持つシンガポールのバイヤーを招いて商談会を開催した(写真1)。3月20日にはシンガポールで販路開拓サポートを手掛けるキュアテックス社(東京都世田谷区)のアンテナショップを利用し、現地のバイヤーを相手に有名レストランのシェフによる料理のPRイベントを行う。

[写真1]
2月16日に気仙沼で開催された水産加工会社とシンガポール人バイヤーとの商談会

これらイベントの開催に必要な資金は、復興資金の低利融資などで関係を築いた農林中央金庫が無償で提供した。2012年8月の立ち上げ段階から組合を支援してきた三井物産は、海外販路紹介などの役目を担う。

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