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もんじゅの総括は必要、次の段階に成果つなぐ [緊急インタビュー]青砥紀身もんじゅ所長

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1兆円超を投じた事業の行方は? 現場のトップがインタビューに応じた。

もんじゅ所長 緊急インタビュー

政府が廃炉検討を表明

日本原子力研究開発機構 高速増殖原型炉もんじゅ 所長 青砥紀身
あおと・かずみ●1954年生まれ。東京大学工学部原子工学科修士課程修了。動力炉・核燃料開発事業団(現・日本原子力研究開発機構)入社後、主に高温材料の研究に従事。次世代原子力システム研究開発部門長などを経て2014年10月から現職。

──政府は高速増殖原型炉もんじゅについて、「廃炉を含め抜本的な見直しを行う」と表明しました。

私がもんじゅの所長に就任したのは2014年10月。当時、保守点検不備の問題で原子力規制委員会から保安措置命令を受けているさなかだった。私はもんじゅ再生のミッションを与えられて改善に取り組んできたが、こうした事態になってしまい、申し訳なく思っている。

──現場を担う職員の士気はどうですか。

(政府方針の判明を踏まえ)9月23日以降、職員全員を対象にした意見交換会を各階層別に続けてきた。士気が下がっていることはない。

──職員にはどんなメッセージを発信してきましたか。

わが国が高速炉開発をやめると言わないかぎり、もんじゅが生み出す情報やデータは次の開発段階へ向けて極めて重要だし、その価値は変わらないと言い続けている。今日一日やるべきことを整理・確認し、成果を出し続けようと呼び掛けている。

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