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「食の安全」に拭えぬ懸念 遺伝子組み換え、成長促進ホルモン…

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国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は、20年以上前から食の安全問題に取り組んできた農協系の団体だ。

現在の最も大きな活動テーマは、もちろんTPP(環太平洋経済連携協定)である。

「当時の首相の菅直人さんがTPP参加を検討すると言い出した。その当時から開国という言葉を使っていたので怪しいと思った」と、同会の坂口正明事務局長は話す。

TPP交渉差し止め・違憲訴訟の会。第一次原告は公称1400人

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坂口氏は以前見たビデオの映像を鮮明に覚えている。米国のある農場でリンゴを山積みしたトラックが止まり、上からシャワーのような装置で農薬が降りかかる。その後、トラックは倉庫に入ってリンゴを降ろし外に出る。最後にトラックだけが、しっかりと農薬を洗い流す映像だ。「収穫後の農薬散布が認められていない日本でこんなことを行ったら即出荷停止になるが、輸入品についてはOKでスーパーなどに堂々と並べられている。それが嫌な消費者は買わないという選択肢を今は取ることができるが、将来はそれもできなくなるかもしれない」と坂口氏は危惧する。

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