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番組と人材に課題あり 苦戦するフジテレビ

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視聴率は3番手、連続減益、実質長期政権...。かつての三冠王に何があった。

亀山体制になってからも、復活の兆しは見えない(フジテレビ本社)。(撮影:尾形文繁)

フジテレビの苦戦が続いている。

亀山千広(59)社長体制になって2年。今年4月、フジテレビはゴールデンタイム(19~22時)の番組を4割以上も変革する、大胆な改編をしたばかりだ。が、今日まで、効果は表れていない。

アーティストの森高千里さんの司会で話題を集めた「水曜歌謡祭」(19時57分~)は、視聴率が3%台とこの時間帯では信じられない低水準。AKB48の中心メンバー、渡辺麻友さんを主役に抜擢した「戦う!書店ガール」(火曜22時~)は、全10話のはずが9話で打ち切られる措置となった。この4月にスタートした、平日午後の帯番組「直撃LIVEグッディ!」(13時55分~)も、視聴率1%すら記録する不振ぶりだ。

2014年度の年間視聴率を見ると、全日(6~24時)、ゴールデンタイム、プライムタイム(19~23時)とも、日本テレビやテレビ朝日の後塵を拝しており、民放第3位にとどまる(図表1)。かつて強かったバラエティは日テレにお株を奪われた(図表2)。

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