着たい服がない!太め女性の悩みに応える ビッグデータとアルゴリズムを駆使

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ところが、百貨店や小売店で販売されている洋服の多くが、キャメロン・ディアスのようなモデル体型に合わせた細身のデザインで、大半の女性顧客のニーズにマッチしていない。大手小売りチェーンでさえプラスサイズの商品は店の片隅で小規模に展開しているだけだったり、まったく取り扱っていないケースも少なくない。

だからといって、プラスサイズを扱っているネットショップで自分に合う洋服を買うのも容易ではない。体型にかかわらず「胸は普通サイズなのに胴回りが大きいとか、背は低いけれど横幅が広いとか、いろんな身体のサイズがある」(シェイムズCEO)からだ。

 一人一人に合ったカスタムメイドの服を作成

アビーポストのホームページ。利用者からの喜びの声も掲載されている

そこでアビーポストでは、ビックデータやアルゴリズムを駆使して、一人一人にあった“オーダーメイド”の洋服のパターンを作る。利用者は身長とバスト、ウエスト、ヒップのサイズを記入し、体型(下半身が太めの三角型など)を選ぶだけで、自分の体型にあったカスタムメイドの服を百貨店の既製品程度の価格で作ってもらえる。

アビーポストは洋服の生地在庫を2日以上抱えないようにしており、洋服は注文が入った時点で作る。生地は提携するサプライヤー経由で調達し、商品は注文から2週間以内に顧客の元に届く仕組みだ。実際の縫製は一人の担当者が最初から最後まで手掛け、完成品には作り手の名前が入る。

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