キウイ踊る「ゼスプリ」CMに視聴者が共感する理由 音楽をフックに訴求するCMがランキング上位に

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続けて紹介したいのは、自己最高位の総合7位につけた日清ヨークの乳酸菌飲料『ピルクル』の新CMだ。CMにはお笑いコンビ・Everybodyを起用した。『ピルクル400』の着ぐるみ姿のかわなみchoy?が「ピッピッピッピピ ピルクル」と踊りながら投げキッスを送ると商品ロゴの「ピ」の文字がタクトOK!!の腹部に届き、妻や息子とともに「クリティカルヒット!」とポーズを決める内容だ。

TikTokなどで話題を集める彼らのリズムネタ「クリティカルヒット」をモチーフに展開するもので、商品名や商品特長をコミカルにアピールした。小学生や20、30代の女性から多く得票し、同社として初のトップ10入りを果たした。

日清ヨーク ピルクル400CM「クリティカルヒット 篇」30秒 / Everybody(動画:YouTube 日清食品グループ公式チャンネルより)

モニターからは「CMの歌が頭から離れない。中毒性がある。インパクト大」「クセになる。インスタでよく見てハマっていた曲がテレビで見れて最高の気分!」などの感想が寄せられた。耳に残るキャッチーなフレーズに加え、鮮度の高いネタを取り入れたクリエイティブが好評価につながったようだ。

サウンドでの訴求CMが上位に

ランキング上位を見ると、企業・ブランド名や商品特長をインパクトのあるサウンドに乗せて訴求したCMが相次いだ。にしたんクリニックはお笑いトリオ・3時のヒロインがコーチ役の錦野旦の指導のもと、情熱的なフラメンコを披露する新CMをオンエア。「♪たんたん にしたん にしたんたん」というフレーズがフックとなり、初のトップ5入りとなった。

総合9位の明星食品『中華三昧』はAdoの『うっせぇわ』の替え歌をBGMとしたCMを展開。「♪酸っぺぇ 辛ぇ うっめぇわ」といった歌に合わせて、桜井ユキが商品を味わう様子を映した。

ネットショップ作成サービス『BASE』は香取慎吾が東京03の角田晃広、山本舞香とそれぞれダンスバトルをする新CM2篇を放送。「♪ネットでお店を開くのは面倒くさいの?」「♪ネットでお店を開くならBASE」などのフレーズに乗せてサービスを訴求し、いずれもトップ30にランクインしている。

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