ソフトバンクホークスが特損で75億円の最終赤字 日本シリーズ4連覇もコロナ禍の悪影響に沈む

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ソフトバンクグループ子会社のプロ野球球団、福岡ソフトバンクホークスの前期(2021年2月期)決算は日本シリーズで4連覇を達成したものの、特別損失が膨らみ、75億円の最終赤字となった。4日付の官報で分かった。

官報によると、ホークスの前期売上高は230億円。営業利益は39億4200万円を確保したものの、約99億円の特損を計上した。球団社長はソフトバンクGの後藤芳光最高財務責任者(CFO)が務め、孫正義社長が取締役オーナー、会長は元監督の王貞治氏となっている。

楽天グループもスポーツビジネスは赤字

新型コロナウイルスの感染拡大で、野球やサッカーなど昨年のプロスポーツ業界はシーズン開幕の遅延や観客の入場規制を強いられた。プロ野球球団とプロサッカーチームを持つ楽天グループの三木谷浩史社長は5月の決算会見で、同社のスポーツビジネスは赤字であることを明らかにしている。

2020年のプロ野球は無観客試合も強いられた

ソフトバンクGの21年3月期決算は、純利益が約5兆円と日本企業としてはトヨタ自動車を抜いて過去最大となった。出資先企業の価値上昇や新規株式公開(IPO)があったビジョン・ファンド事業を中心にほぼ全てのビジネスが好調だった。

ホークスは昨年10月、孫オーナー念願のパシフィック・リーグの優勝を3年ぶりに決め、11月の日本シリーズではセントラルリーグを制した読売ジャイアンツに4連勝し、4年連続で日本一となった。最終戦には孫社長の姿もあった。

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著者:日向貴彦

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