前立腺ガン治療革命 藤野邦夫著
日本での前立腺がんによる死亡者数は増え続けており、年間1万人にも上るという。これは世界の医療最先端国の実情からすると、逆行する現象だという。その原因は、発見の遅れや、初期治療の失敗、行政や医療側の対応の遅れなどが指摘できる。
前立腺がんは、早期に適切な治療を受ければ命を失うことはない。ある程度進行したがんでさえ、QOL(生活の質)を落とさずに長生きできる。そのためには、患者自身が自覚的・主体的にがんと向き合うことが大事だという。
がん難民コーディネーターとして活躍する著者が、多岐にわたる最先端治療法を紹介しながら、QOLの高さを最優先にした治療法の選択の仕方などを紹介する。
小学館101新書 777円
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