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クラスに2、3人?学校のLGBTQの「現実」 教員は、ポジティブな「肯定」を伝え続けるべき

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「ICTが身近なものとなったことで、動画教材のほか、オンラインのコミュニティーとつながりやすくなったことは、学校でのLGBTQ教育にも役立つのではないかと思っています。私がスタッフとして参加している日本初の常設LGBTQセンター『プライドハウス東京レガシー』でもさまざまな取り組みをしていまして、パナソニックやシスコシステムズなどの企業から協力を得ながら遠隔授業やライブイベント、映画の上映会なども実施しています。遠隔授業では、LGBTQ問題に関心がある日本全国の生徒とつながって話すことができました」

ICTによってそうしたつながりを増やしていくことが、多様性を受け入れるインクルーシブ教育の実践となる。鈴木氏は、教員も自身を受け入れ、「減点」ではなく「加点」の意識でLGBTQ問題を考えてほしいと語る。

「学校の先生方にLGBTQや違いを持った子どもたちへの対応の話をすると、多くの方がご自分で反省会を始めてしまいます。『あのときの一言が子どもを傷つけてしまったかもしれない』『あのとき、クラス内できちんと対応できなかった』とご自分を責めて“悪いところ探し”をする傾向にあるのですが、日本の先生は本当に優秀で、子どもたちとのいい関わりをたくさんしているんですよ。反省してご自分を減点するよりも、ご自分の関わり方の強みは何なのか、ぜひ“成功の原因追究”をしてほしいですね。そのやり方を少し変えるだけで、LGBTQの子どもたちにもうまく対応できるはずです」

2~3年前までは、鈴木氏がゲストティーチャーで「自分がゲイだ」と話すと子どもたちも非常に驚いていたというが、最近はそういう反応もないという。テレビやYouTubeなどで情報を得たり、LGBTQがテーマとなった映画を親と見たり、自治体が同性パートナーシップ制度を導入していたりとさまざまな要因はあるが、着実に「性の多様性」についての理解は進みつつある。だからこそ、とりわけ小学校のクラスで、多様性をポジティブに受け止めるスタンスを示し続けることの重要性が増しているのではないだろうか。

(写真はすべて鈴木氏提供)

制作:東洋経済education × ICT編集チーム

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