「元祖」リーバイスはあえて高額品を強化、激安旋風で厳冬迎えるジーンズ業界
また、ライトオンやマックハウスも11月の既存店売上高が同20%以上激減。ジーンズメイトの10年2月期は営業赤字に転落する一方、マックハウスも前期比9割の営業減益となる見通しだ。
こうした中、各社とも対策を講じる。ライトオンでは高額ジーンズを大量発注することで8000円台に抑えた。ジーンズメイトは古着や雑貨販売を始めたほか、昨年10月の新店開店では、需要喚起のために合計1600本のジーンズを無料で配布している。
あえて高額品で勝負するリーバイスと、低価格化などで対抗する専門店。消費厳冬下、各社の試行錯誤は当分終わりそうにない。
(鈴木良英、高橋志津子 撮影:尾形文繁 =週刊東洋経済)
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