「大学費用1000万、20年返済」なら毎月いくらか JKだって超知りたい!「人生に必要なお金」
「2020年3月に、奨学金を利率0.07%で1000万円を借入れて、2026年10月から20年間で返済していくとすると、卒業時の借金は「1007万3767円」になります」(注:所得基準などの借入条件や保証料などは考慮せず、借り入れ額に対する返済額を試算するために行ったもので、実際の貸与・返還シミュレーションとは異なります)。
1000万円を20年で返済すると、毎月の返済額は?
他の部員が次々にコメント、花実も答える。
「うわ、きっついスね。1000万円超えっスか。貯金してても全然お金増えないけど、借金だから増えてるし」。
「それでね、毎月の返済額は4万2000円なの」
「ひぇー!新入社員は給料安いだろうし、きっと大変だよね」
「一人暮らしとか、無理じゃね?」
だよね、と花実は思う。もしかして、1000万円も借金を背負うくらいなら、大学行かない方がいいのかな。
「借金をしてまで大学行くのってどう思う?」
「私はいいことだと思うな」
芽衣ちゃんのまさかの即答に、花実は驚いた。実は、芽衣ちゃんはちょっと有名なインスタグラマーだ。企業から頼まれた商品をPRしたり、イベントを紹介したりして、結構いいバイトになっているらしい。最近は「大学とか行かないでこっちの道もいいかも〜」と超前のめりで言っていたのだ。
「パパがね、言ってたの。一般的には借金はしない方がいいけど、返済の計算がちゃんと立つんだったら、借金してもいいって。特に、何か目標をもって大学に行くために奨学金を借りるのは、価値がある借金だって」
芽衣ちゃんのパパの話はこんな感じだった。
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