「50代で再婚できる人」とできない人の明確な差 シニア世代の婚活ニーズが増えてきている
【東京都在住、48歳のEさん/男性】
大学卒業後、金融系の会社員として働いており、年収1100万円。76歳の父親と72歳の母親と同居している。初婚で、土日祝日は確実に休める仕事をしていて、料理ができる女性を希望しており、子どもがいる人は絶対にNG。
【千葉県在住、56歳のFさん/男性】
84歳の父親と同居。母親は数年前に亡くなっている。婚歴はなく、専門学校卒業後、契約社員として働いてきた。趣味のカラオケを一緒に楽しめる女性を希望している。
【千葉県在住、53歳のGさん/女性】
数年前に夫と死別。子どもは27歳と21歳の息子が2人いるが、長男は独立している。両親と同居はしていないが、父親87歳、母親80歳でともに健在。仕事は団体職員をしている。
【神奈川県在住、59歳のHさん/女性】
数年前に夫と離婚。娘が1人いるが、すでに独立している。両親と同居しており、父親は87歳、母親は80歳でともに健在。短大を卒業してからずっと、東京23区内で働いている。希望する男性は、大学卒で年収800万円以上、東京23区や近郊在住で清潔感があり、スポーツができる人。子どもがいたとしても独立しており、都会的な交際ができる人。
傾向はあるのか?
うまくいかない人の傾向は、相手からも選ばれなければならないのに、「自分が選ぶ」という姿勢の人。希望条件が細かい人。こだわりが強い人など。「ありのままの自分を好きになってもらいたい」と言って、アドバイザーのアドバイスに耳を貸さない人も苦戦している。
とくに女性の場合は、経済依存が強い人、「入籍ありき」で考える方は難しく、男性の場合は、年収が低い人や親と同居している人、婚歴がない人は不利なようだ。
「初婚の方ほど、理想が高いという傾向がありますが、うまくいくかいかないかは、ほんのちょっとの差。タイミングや努力次第だと思います」(茜会北村さん)
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