「中国問題」の核心 清水美和著

拡大
縮小
「中国問題」の核心 清水美和著

建国60周年を迎え、天安門事件からも20年が過ぎた中国。驚異的な経済成長率を遂げ、近く日本を抜いて米国に次ぐ世界第2位の経済大国に躍り出ようとしている。

日本はもはや経済的には中国に依存せざるをえないが、政治的、外交的、さらには感情的に付き合いにくい相手であるのも事実だ。だからといって遠ざけてばかりもいられない。もっとよく、この国を理解しようと新聞論説委員の著者は主張する。

共産党支配の下、軍備を増強してナショナリズムを強め、国家の求心力を高めることに躍起な中国。毒ギョーザ事件から、尖閣諸島問題、チベットやウイグルの民族問題まで、いまこの国に起きている現実を解き明かす。

ちくま新書 756円

  

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT