同社の乗務員2人に話を聞いた。大阪第二運輸所で車掌長を務める大橋敬左さんは平成元(1989)年生まれの30歳。「英語は中学、高校の授業の延長レベル。仕事以外の場で外国の方とお会いしたら一言も話せないかもしれない」と謙遜するが、制服姿での英語アナウンスは堂に入っている。
「ネイティブの話し方をまねてもうわべだけになってしまうので、日本人らしい話し方をして、日本人と外国人の両方が理解できるよう心がけている」と大橋さんは言う。
翻訳アプリには頼らず、できるだけ肉声で英語アナウンスをするよう努めており、「翻訳アプリは発音チェックなどの練習では使うが、実際の乗車時にはほとんど使いません」。
ほとんどのアナウンスの英語訳は頭に入っており、メモなどを見ることなく話せるが、「うろ覚えで話すのはよくないので、見える場所にメモを置き、何を言うかを必ず確認してからアナウンスするようにしています」。流暢に話すよりも情報を正確に伝えることに主眼が置かれているのだ。
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