グローバル恐慌 金融暴走時代の果てに 浜矩子著

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グローバル恐慌 金融暴走時代の果てに 浜矩子著

いまやカネの世界のみならず、モノの世界までが地球規模で集中治療室入り。そこに二つの心配の種がある。第一は、最後の貸し手(中央銀行)と最後の借り手(政府)であるはずの存在が、唯一の貸し手と唯一の借り手に変身し、脇役であるはずの公共部門が次第に主役の座を占めつつあること。これでは死に至る病の統制経済入りだ。

第二は、「自分さえよければ病」、保護主義の誘惑だ。金融サミットでも自国産業への救済措置について自粛を求められない。誰かが口火を切れば、保護主義の炎はたちどころに地球経済を席巻する。この展開を阻止できるか。

金融の暴走が極限に達して何が起ころうとしているのか、その行方を考察する。

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