「シックスパッド」のMTG、利益9割減の大誤算 インバウンドが直撃、復活のカギはサブスク

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同社の連結売上高に占める割合はリファが過半数、続く柱のシックスパッドと合わせると約8割にも達する。松下社長は「美容ローラーへの依存度が高いというのは百も承知。その状態から脱却すべく、さまざまな手を打ち続けてきたが、仕込んでいた商品をリリースするより早くインバウンド(減速の)の波が来てしまった」と説明する。

「(予想より)早くインバウンドの波が来てしまった」と話す松下社長(撮影:尾形文繁)

「今後はインバウンドを期待して成長戦略を描くことはしない」(松下社長)と、数年かけて開発してきた商品を投入することで巻き返しを図る考えだ。

柱となるリファブランドでは、この秋に「BEAUTY TECH(ビューティテック)」と呼ぶヘアドライヤーやアイロンといった商品群に新たに参入する。ブランドの通期売上は前期比27%減の248億円の見通しだ。

さらに、松下社長が「一番の目玉として今後展開していきたい」というのが「リファ ミスト」だ。炭酸ガスを配合した噴射剤で化粧水やファンデーションなどを肌に浸透させる。これまでは、本体と化粧水、ガスのセットを美容室を通して販売してきた。リピート率が高いことから、2020年から一般家庭向けにサブスクリプション(サブスク型)で展開する予定だ。

「シックスパッド」はシニア層を開拓中

リファに次ぐ柱のシックスパッドでは、腹筋を鍛える商品「Abs Fit 2」など既存商品の売り上げが伸び悩んでいる。一方、昨年10月に足裏やふくらはぎを鍛える商品として発売した「Foot Fit」は品薄になるほどの人気となった。

既存のEMS商品と異なり、通電のための交換用ジェルシートが不要なことや台に足を載せるだけといった手軽さを武器に、シニア層を開拓している。60代以上のユーザー比率は5%から15%に増加。7月にはももまで鍛えることができる改良版を発売するなど、シリーズ化していく予定だ。シックスパッドの通期売上高は、前期比5%増の141億円を見込んでいる。

筋肉に電気刺激を与えるボディスーツを身につけ15分間トレーニングする「SIXPAD STATION」は昨年7月の東京・代官山に続き、今年4月に六本木に2号店をオープンした。リアル店舗は今後も展開していく予定だが、松下社長は「ホームジム」も構想している。洗濯可能な家庭用EMSウエアを着用し、遠隔操作でトレーナーの指導を受ける。このホームジムでもサブスク型の料金体系を検討している。

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