日経平均は続落、米株安を嫌気し売りが優勢 

下値売り込む動き見られず後場は狭いレンジ

 3月6日、東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国株安の流れを引き継ぐ形で朝方から売りが先行。為替がやや円高方向に振れたことも重しとなった。写真は都内の株価ボード前で2014年3月に撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国株安の流れを引き継ぐ形で朝方から売りが先行。為替がやや円高方向に振れたことも重しとなった。8日のメジャーSQ(特別清算指数)算出を控えポジション調整に伴う先物売りが出たほか、北朝鮮情勢などを巡る地政学リスクも意識された。一方、上海株が堅調に推移したことなどが支えとなり、下値を売り込む動きは見られず、後場は狭いレンジで推移した。

TOPIXは0.25%安。東証1部の売買代金は1兆9688億円と薄商いだった。業種別では海運、その他製品、サービス業などが値上がり率上位にランクイン。半面、鉱業、小売、医薬品、石油・石炭製品などが値下がりした。市場では「日経平均が昨年10月高値からの下落幅に対する半値戻しまで回復し、目先の達成感が出ている。米中貿易交渉が世界景気に影響を与えない形で決着すれば新たな上昇局面入りも見込めそうだ」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、くらコーポレーション<2695.T>が大幅安。5日に発表した2018年11―19年1月期決算で、連結純利益が前年同期比29%減の8億3000万円と低調だったことを嫌気した。コスト増や出店費用などが響いた。半面、ジンズ<3046.T>は大幅反発。同社が5日発表した2月の既存店売上高は前年同月比6.9%増だった。足元の堅調な業績が好感されている。新モデルの花粉対策用商品などが好調に推移した。

東証1部の騰落数は、値上がり737銘柄に対し、値下がりが1291銘柄、変わらずが105銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      21596.81 -129.47

寄り付き    21659.03

安値/高値   21550.45─21684.60

 

TOPIX<.TOPX>

終値       1615.25 -3.98

寄り付き     1617.00

安値/高値    1612.28─1617.39

 

東証出来高(万株) 101677

東証売買代金(億円) 19688.57

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