ロシアはどこに行くのか タンデム型デモクラシーの限界 中村逸郎著

ロシアはどこに行くのか タンデム型デモクラシーの限界 中村逸郎著

大統領職を退いた後もロシア政治の実権を握るプーチン首相。メドベージェフ大統領との間のタンデム(2頭立て馬車)体制の先行きはどうなるのか。再び「偉大な国家」を目指すロシアの生の声を集めながら研究者が予想した。

出席料10万円のパーティに集まる富豪がいる一方、大半の市民は物価上昇に苦しみ社会の分断が生じている。公務員が増えて汚職が広がる。与党統一ロシアの支配力が増し、不正選挙が黙認される。こうした現実があるものの経済の安定と国力の回復がプーチンを“国父”視させ、今でも強い影響力を残す。

二頭体制は当面続くが、最近「強さ」を誇示する現大統領の動きが対立をもたらさないか、著者は注目している。

講談社現代新書 777円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT