ロシアはどこに行くのか タンデム型デモクラシーの限界 中村逸郎著

ロシアはどこに行くのか タンデム型デモクラシーの限界 中村逸郎著

大統領職を退いた後もロシア政治の実権を握るプーチン首相。メドベージェフ大統領との間のタンデム(2頭立て馬車)体制の先行きはどうなるのか。再び「偉大な国家」を目指すロシアの生の声を集めながら研究者が予想した。

出席料10万円のパーティに集まる富豪がいる一方、大半の市民は物価上昇に苦しみ社会の分断が生じている。公務員が増えて汚職が広がる。与党統一ロシアの支配力が増し、不正選挙が黙認される。こうした現実があるものの経済の安定と国力の回復がプーチンを“国父”視させ、今でも強い影響力を残す。

二頭体制は当面続くが、最近「強さ」を誇示する現大統領の動きが対立をもたらさないか、著者は注目している。

講談社現代新書 777円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 就職四季報プラスワン
  • ブックス・レビュー
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ニセコ 熱狂リゾートの実像<br>開発に翻弄される小さな北の町

「パウダースノー」を求め、北海道のニセコに殺到する外国人客。その数は住民約2万人の14倍にも及びます。観光ばかりでなく、別荘が建ち不動産投資も活発化しましたが、地価高騰やインフラ整備負担による財政圧迫の問題も出ています。活況と苦悩の両面に迫りました。