メルケル首相、ファーウェイの5G網構築に条件

ドイツはファーウェイとどうつきあうのか

 2月5日、日中のメルケル独首相(写真)は、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について、中国政府にデータを引き渡さないとの保証が得られない限り、ドイツの5G(第5世代)通信網構築には参加させないと述べた。慶応大学で撮影(2019年 ロイター/ISSEI KATO)

[東京 5日 ロイター] - 来日中のメルケル独首相は5日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)について、中国政府にデータを引き渡さないとの保証が得られない限り、ドイツの5G(第5世代)通信網構築には参加させないと述べた。

同首相は、セキュリティー上の懸念があり、「(ファーウェイが)国にデータを引き渡さない」ようにするため、中国政府と協議することが重要だと発言。ドイツで事業を展開したいのであれば、セキュリティーは重要な問題になるとし、中国政府が中国製品のデータに一切アクセスできないことを明確にする必要があるとの認識を示した。

慶応大学で学生と議論した際に見解を示した。

ファーウェイを巡っては、中国政府がスパイ活動のために同社の技術を利用するのではないかとの懸念が浮上しているが、同社は疑惑を否定している。

ドイツ政府は、安全保障上の理由で他国に追随してファーウェイの製品を排除するかどうか結論を出していない。

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