アフラックが難病の子どもとその家族を支援


 アフラックが行う社会貢献活動のひとつに、「ペアレンツハウス」の支援活動がある。アフラックは日本で初めてガン保険の取り扱いを始めた会社。ガン保険で大きく成長した会社として「同じ分野で還元したい。ガンをはじめとする病気と闘う人々を助けたい」という思いで開設された。

小児ガンをはじめとする難病の治療は、大都市圏の専門病院で行われることが多い。そのため地方在住の場合、小児と看病をする家族は長期間、自宅を離れての闘病生活となる。治療費以外の交通費、滞在費の負担を少しでも軽減するため、「ペアレンツハウス」はアフラックの契約者に限らず闘病中の子どもは無料、家族は1泊1000円で宿泊できる。浅草橋には医療相談ができるソーシャルワーカーを常駐させ、「経済的な支援とともに、同じ立場の人同士が集まる場所を提供することで、精神的な負担を軽減する場所にもなっている」(広報部・社会貢献活動推進課の寺門神次郎氏)という。

一般的に企業が行う社会貢献活動は、利益の一部を還元するという形で事業費を賄うことが多い。アフラックでは、企業としての出資とともに、社員が給与天引きの形で1口100円から毎月寄付するほか、販売代理店が販売手数料収入の一部(1000円~50万円程度)を寄付する。そのほかにも募金活動やチャリティイベントなど、すべてアフラック関係者による活動から得た資金で、年間1棟につき約4000万円の運営費を賄っているという。

「社員も販売代理店の方々も、ガン保険を販売することに意義を感じている。だからこそ、ガンや難病と闘う人々を支援する社会貢献活動に賛同してくれる」と寺門氏は胸を張る。

ペアレンツハウスは日本社創業25周年記念事業として、1棟目を2001年2月東京・亀戸に開設。30周年記念事業として2棟目を04年12月東京・浅草橋に開設した。創業35周年を迎える09年11月には、大阪府に3棟目の開設を予定している。08年5月末までに亀戸は累計3060家族、浅草橋は累計1415家族の利用があった。「継続することに意味がある」(寺門氏)取り組みに今後も期待したい。

(生保・損保特集編集部)

マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • グローバルアイ
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
採用担当者が嘆く「印象の悪い就活生」の共通点
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
ヤマト独走に待った!佐川・日本郵便連合の勝算
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT