東芝社長「テレビは下期黒字化を狙う」 東芝・田中久雄社長インタビュー
原発事業者ニュージェン株式、年内にも取得に意欲
一方、スペインの電力大手イベルドローラ
ニュージェンはイベルドローラと仏電力大手GDFスエズ
また、フィンランドの原発事業会社フェンノボイマが同国北部に建設する原発に関しては、大型炉建設での優先交渉権が「まだ残っている」という。同案件をめぐっては、フェンボイマが7月に中型炉への変更を検討して発注候補先をロシアのロスアトムに絞り込み、東芝との協議を打ち切ったとしていた。
このほかフィンランド産業電力(TVO)からの受注も目指しており、同国での原発受注に期待を寄せた。TVOが新設する同国北西部のオルキルオト原発4号機新設は日立と米ゼネラル・エレクトリック(GE)
東芝は福島第1原発事故後の新規受注がまだないが、17年度までに29基の新規受注を計画。英国、フィンランド、チェコ、インド、中近東、中国などでの受注活動を強化している。田中社長は「世界的な流れを見ると、少しずつだが原子力の重要性は増している」と指摘。先行きは「悲観していない」と述べ、目標達成に意欲を示した。
(白木真紀、村井令二、ソフィ―・ナイト;編集 山川薫)
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