ダリの遺体が今になって掘り出されるワケ 娘と名乗る女性とのDNA鑑定のため
[マドリード 26日 ロイター] - マドリードの裁判所は26日、シュールレアリズムの画家サルバドール・ダリの娘と主張する女性の訴えを受け、ダリの遺体を掘り出してDNAサンプルを抽出するよう判事が指示したと明らかにした。
女性は北東部ギローナ出身で、1956年生まれ。パイス紙によると、母親がダリの家の家政婦として働いていた1950年代にダリと関係を持ったとし、2007年から父親の認知を求めて訴訟を続けている。 裁判所は、ほかに生物的な遺物が存在しないことからDNA鑑定が必要との見解を示した。女性は2015年、パイス紙とのインタビューで、過去に3回DNA鑑定を受けたが結果を受け取っていないと述べている。
ダリは1989年に84歳で死去した。
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