ユニー・ファミマとドンキ、異色の提携に波紋 出店や商品開発、物流などで業務提携を検討
[東京 13日 ロイター] - ユニー・ファミリーマートホールディングス <8028.T>とドンキホーテホールディングス <7532.T>は13日、業務提携の検討を開始すると発表した。厳しい消費環境が続く中、商品開発やチャネルの多様化、仕入れや物流の効率化などの効果を見込んでいる。半年内をメドに提携内容を具体化し、業務提携契約の締結を目指す。
提携協議は、ドンキホーテHDから持ち掛けたという。資本提携の可能性について、ドンキホーテHDの高橋光夫専務・CFO(最高財務責任者)は「協議の中で検討事項になる可能性はあるが、現時点では全く未定」と述べた。
ユニー・ファミマは総合スーパー(GMS)とコンビニ、ドンキホーテHDはディスカウント業態を運営しており、競合関係が少なく、協業や相互補完効果が期待できる、としている。
業務提携の具体的な内容は、今後、両社で協議・検討することになるが、出店開発や実験的な共同運営、商品の共同開発や仕入れ、物流の合理化、海外市場での新業態開発などが検討事項としてあがっている。
(清水律子)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら