凱旋門出走馬マカヒキのオーナーは超大物だ

ディープインパクトも所有した上場企業社長

金子氏が凱旋門賞に挑むのは今回が初めてではない。前出のディープインパクトで2006年の凱旋門賞に挑戦している。当時、日本最強馬としてディープインパクトは凱旋門賞に乗り込み、1番人気に支持された。だが、結果は3着。しかもレース終了後の理化学検査で禁止薬物が検出され、レースの翌月に正式に失格の処分が下されるという苦い出来事も起きた。

今回出走するマカヒキは、そのディープインパクトの息子に当たる。父親の雪辱がかかったレースでもあるのだ。

だが、日本の名馬達が何度も凱旋門賞制覇の夢を阻まれている状況を見ればわかる通り、凱旋門賞を勝つのは容易ではない。今年の凱旋門賞も、英インターナショナルSで6連勝を飾った英国の5歳牡馬ポストポンドなど強敵揃いだ。しかし、マカヒキも「史上最強世代」と言われる今年の日本ダービーを制し、その実力は折り紙つきだ。しかもここへ来て、複数のライバルが凱旋門賞への出走を回避。追い風が吹いているのは間違いない。

図研の株価にも注目

凱旋門賞は10月2日の日本時間23時05分頃にゲートが開く。マカヒキがシャンティイ競馬場のゴールを先頭で駆け抜ける瞬間を心待ちにしたい。ちなみにマカヒキの父、ディープインパクトが無敗で日本ダービー(2005年5月29日)を勝利した翌日、金子氏が社長を務める図研の株価は“ご祝儀”で一時7%超も上昇、その後6月末までの上昇率が約15%に達した。

この間の日経平均株価の上昇率が3.5%だから、ディープインパクトの活躍に対する株式市場からの“ご祝儀”が株価を押し上げたと考えることもできそうだ。

株価は本来、業積や経済環境などで決まるものであり、上述のディープインパクトのケースもそっくりあてはまるとは限らない。しかも、9月14日に1000円だった図研の株価は約2週間で10%以上も値上がりしている。もしマカヒキが凱旋門賞勝利という快挙を成し遂げれば、どうなるだろうか。やはり図研株に“ご祝儀“の買いが入るかもしれない。

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