ドル急落102円、弱い米ISM非製造業指数で 市場予想を大きく下回り、利上げは見送りか

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9月6日、中盤のニューヨーク外為市場でドルが急落した。米供給管理協会(ISM)非製造業統計が軟調だったことを嫌気した。写真は2010年10月撮影(2016年 ロイターTruth Leem)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 6日中盤の米ニューヨーク外為市場では、ドルが弱い米供給管理協会(ISM)非製造業統計を嫌気し急落した。

8月の非製造業部門総合指数(NMI)は51.4と、7月の55.5から低下、市場予想の55.0を大きく下回った。前月比の下落幅は金融危機で世界経済が混乱していた2008年11月以来の大きさだった。

発表を受けて、ドル/円<JPY=>は1%超下落し102.05円をつけた。

テンパスのマーケット責任者、ジョン・ドイル氏は「想定を下回る伸びとなった前週末2日の8月雇用統計も合わせ、米利上げ予想は9月どころか12月も低下した」との見方を示した。

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