理想の上司は、なぜ苦しいのか 管理職の壁を越えるための教科書 樋口弘和著
最近の若い人たちは、「管理職なんてなりたくない」と考える人が多いという。上司と部下の間で板挟みになったり、仕事が増える割には見返りが少なかったり、損な役回りだと思うからだ。
会社も余裕がないので、ゆっくりと幹部候補を育てる時間がない。実務をこなしながら部下の管理もしなければならないプレーイングマネジャーが増えているのも、その表れである。とかく管理職には受難の時代なのだ。
人事コンサルタントの著者が、モチベーションのコントロールの仕方、マネジャーに求められるスキルなど、現代の厳しい職場環境の中で、「偉い人」から「つらい人」に変わった管理職像を現場に即して解説する。
ちくま新書 798円
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