確率・統計でわかる 「金融リスク」のからくり 吉本佳生著
資産運用金融商品の販売パンフに、ボラティリティが掲載されるようになった。ボラティリティは変化率の標準偏差。受験の際の「偏差値」と同様に、金融リスクのイメージをつけるには必須アイテムだという。この体得を通じて統計分析に基づく確率論で投資に挑む実践法を薦める。
その結果「長期投資ほど低リスク」「レバレッジを利かせたFX取引は高リスク」「分散投資ができているETFは低リスク」「複利は単利より有利」「ハイリスクな金融商品ほどハイリターン」といった“俗説”の間違いもたちどころにわかるようになるという。
確率・統計の基礎知識を学べるとともに、付録の正八面体の「特製サイコロ」でリスクも「体感」できる。
講談社ブルーバックス 1029円
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