デジカメ全盛にあらがう、富士フイルムが「チェキ」新モデル

デジカメ全盛にあらがう、富士フイルムが「チェキ」新モデル

カメラのデジタル化に押され、全盛期だった1997年のたった4%程度にまで縮んでしまった写真フィルム市場。しかし、その波を押し返して販売台数を伸ばしているフィルムカメラがある。撮ったその場でカードサイズのプリントができる、富士フイルムのインスタントカメラ「チェキ」シリーズだ。

世界で一枚だけの味のある写真が、その場でプリントできる特長を武器に、結婚式などイベント用に根強い人気を誇る。販売台数は2009年度の49万台から右肩上がり。近年は特に中国や韓国など海外で需要が広がっている。

富士フイルムは12年度に前年度比26%増となる160万台の販売を見込む。この強気の計画を実現するためのキラーモデルが登場する。9月12日に発表、11月9日に発売する「チェキ」シリーズの新モデル「instax mini 8」である。

新製品は現行モデル「instax mini 7S」と比べて本体を約10%小型化。ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、イエローの5色のボディカラーを展開。本体販売価格はオープンだが実勢は8000円程度と想定され、海外を中心に年間120万台の販売台数を見込んでいる。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 日本野球の今そこにある危機
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 溺愛されるのにはワケがある
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
先陣切った米国の生産再開<br>透けるトヨタの“深謀遠慮”

米国でトヨタ自動車が約50日ぶりに5月11日から現地生産を再開しました。いち早く操業再開に踏み切った背景にあるのが、日本の国内工場と米トランプ政権への配慮。ドル箱の米国市場も国内生産も守りたい巨大グローバル企業の深謀遠慮が垣間見えます。