東京は郊外から消えていく! 首都圏高齢化・未婚化・空き家地図 三浦展著
東京圏の郊外の地価は、1992年と2011年の比較でおおよそ5割から6割下がっている。つまりバブル期からみると家の値段は半分になった。著者によれば、人口減少社会に転じた日本では、今後、若い世代に選ばれない住宅地は高齢化が進行するばかりで、郊外のニュータウンはオールドタウンになり、大量に建てられた住宅の40%はいずれ空き家になるという、ゴーストタウン予測も出ているという。
人口の多い団塊世代と団塊ジュニア世代の動向に注目して、東京・神奈川・埼玉・千葉の住宅地の動向を分析。29ブロックに分け、住民の意識と行動を調査し、これからの東京圏における都市および郊外のあり方を提言する。
光文社新書 840円
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