アニマルスピリット 人間の心理がマクロ経済を動かす ジョージ・A・アカロフ、ロバート・J・シラー著/山形浩生訳 ~経済学研究が進むべき方向を示す提言の書

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 これは伝統的なケインズ理論の復活宣言にも見えるが、本書のメッセージは単純なケインズ回帰にとどまるわけではない。中央銀行の果たすべき役割、金融システムの規制改革については教科書的なケインズ経済学の処方箋にはとどまらない、大胆な提言をも含んでいる。

山形浩生氏の翻訳の常として本書書評が困難になるほど懇切丁寧な解説が付されている。本文中では、いわゆる入門書ではないため、経済学研究動向への解説はあまり行われない。同分野になじみのない読者は氏の解説から読み始めるとよいだろう。

George A. Akerlof
アメリカのカリフォルニア大学バークレー校教授。1940年生まれ。MITでPh.D.取得。クリントン政権で大統領経済諮問委員会委員長を務める。2001年ノーベル経済学賞受賞。

Robert J. Shiller
アメリカのエール大学教授。1946年生まれ。MITでPh.D.取得。 著書の、“Irrational Exuberance”(邦訳『投機バブル 根拠なき熱狂』)、“The Subprime Solution”が世界的なベストセラーに。

東洋経済新報社 2310円  278ページ

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