バフェットの財務諸表を読む力 M・バフェット、D・クラーク著/峯村利哉訳

バフェットの財務諸表を読む力 M・バフェット、D・クラーク著/峯村利哉訳

本書は、著名投資家で、投資持ち株会社バークシャー・ハサウェイのCEOであり、慈善家の顔を持つウォーレン・バフェットの利殖術を、企業の財務諸表の読み方としてわかりやすく具体的にまとめたもの。

バフェットは長期的な視点での投資戦略を得意とする。そのキーワードは「永続的競争優位性」であり、それを「一貫性」として持つ優良企業を丹念に調べ上げ選び出す。損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書においてその評価のポイントが示される。

たとえば、損益計算書でそのキーワードにマッチしている企業は、「高い粗利益率」でかなりわかるという。また、多額の研究開発費は「先天的欠陥」を内包し、「法人税は真実の語り部」と強調する。さらに随所でGMなどを「凡庸な企業」の代表として例証する。

バフェットは2008年に世界一の長者になった(米『フォーブス』)が、地道な努力こそ投資の王道と示唆しているようでもある。

徳間書店 1575円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
『会社四季報』新春号を先取り!<br>波乱相場にも強い大健闘企業

企業業績の拡大に急ブレーキがかかっている。世界景気の減速や原燃料費・人件費の高騰が重荷だ。そうした逆風下での大健闘企業は? 東洋経済最新予想を基に、上方修正、最高益更新、連続増収増益など6ランキングで有望企業を一挙紹介。