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〈わずか2年で社長交代〉過去最悪1000億円赤字のニコン→巨額買収の大失敗、看板事業のカメラが収益悪化"光学機器の名門"病巣はどこにある?

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業績悪化は金属3Dプリンター事業だけにとどまらない。ニコンを支える主力事業も、稼ぐ力が軒並み低下している。

映像事業の柱であるカメラは、市場の堅調さとは裏腹に収益性が悪化。コロナ禍では同事業が2期連続の赤字に陥ったが、21年にミラーレスカメラのフラッグシップ機「Z9」を発売し一時は息を吹き返したかに見えた。しかし、キヤノンやソニーが矢継ぎ早に製品ラインナップを拡充し、シェアを奪い合う中で、ニコンの勢いは衰えている。

今25年度第3四半期(25年4~12月)の事業利益率は前年同期の18.6%から9.1%へと半減した。新製品の端境期にあり、ボリュームゾーンでの販売単価下落と販促費増大の板挟みにあっている。

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