怪しい?"おじさん用"と思われがち、「自毛植毛」の進化《男性だけでなく女性の利用も》本物の毛が欲しい…と眉植毛も

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
生え際を気にする女性
自毛植毛は男女ともに検討に値する選択肢の1つになっている(写真:elise / PIXTA)

薄毛は長年「男性特有の悩み」とされてきました。そのため自毛植毛という医療技術は男性のニーズを中心に発展してきた経緯があり、現在でも「おじさんや芸能人がこっそりするもの」のようなイメージが尾を引いています。

技術の進化で植毛は女性にも適応しやすい医療に

確かに、これまであまり表舞台に立つことがなかった医療分野だったかもしれません。このネガティブなイメージには医療の技術的な背景も考えられます。

1990年代にアメリカで確立した FUT(Follicular Unit Transplantation) と呼ばれる植毛技術は、後頭部の皮膚を帯状に切り取り、そこから「毛包」という髪が育つ袋状の組織を採取して移植するという方法。現在でも行われていますが、体への外科的負担が大きいというデメリットもあります。

東洋経済Style&Lifeのトップページはこちら

現在主流となっている植毛技術は、FUE(Follicular Unit Extraction) といわれる、2000年以降に確立されたもの。専用のニードルを使い後頭部の毛穴から毛包を採取し、それを必要な場所に毛穴を作って移植する方法です。

主に欧米で行われていたこの双方の技術の発展を長く現場で見続けてきたのが、自毛植毛の専門医の長井正壽医師です。

次ページ生え際の植毛は男女ともに向いている
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事