怪しい?"おじさん用"と思われがち、「自毛植毛」の進化《男性だけでなく女性の利用も》本物の毛が欲しい…と眉植毛も
そのため眉の毛量やシェイプに悩む人は多く、アートメイクは美容医療の中でも常に人気です。しかし、極端に毛が少なくアートメイクでは自然さが出にくい場合、選択肢となるのが眉の自毛植毛です。
「流行に合わせて抜き続けたために眉毛が生えてこなくなった方、左右がアンバランスなど、眉の形を変えたいという方など、美容的な意識が高い方だけでなく、もともと眉毛が少ない方、投薬や事故などで眉を失ってしまった方などからも相談を受けます」と長井医師。
眉の自毛植毛がメジャーな選択とならないのは、眉こそドクターの技術が仕上がりの決め手になるからです。
「髪よりも毛流れが複雑で、1本方向が違っただけでもたちまち不自然になる眉植毛はより繊細な技術を要します。髪以上に毛の太さや方向など、1本1本の”毛のキャラクターの見極め”が大切。適切に配置することで、描いた眉では得られないほど自然になります」
眉の植毛でも生え際の自毛植毛と同様、後頭部から採取します。眉に移した毛包はしばらくすると“眉毛としての自覚”が生まれ、適度な長さで成長が止まり、しっかり眉毛として生着するというから面白いものです。ただし、毛の伸び方やメンテナンスの手間は個人差があり、施術前に説明を受けたうえで判断することが欠かせません。
即効だからこそ、自毛植毛は次世代の美容医療に
自前の毛を別の場所に移し替える自毛植毛は、緻密な手作業で行うオーダーメイドの自由診療。それだけに高額な治療でもあります。
悩みが深い人にとっては、手術後すぐ「欲しかった場所に毛がある」ことは、発毛の予測が難しい治療薬に比べると優位性があると感じる人もいるでしょう。特に眉の植毛は美容医療としても魅力的に感じられるかもしれません。
また、最近では再生医療分野の社会実装が始まりつつありますが、増やした毛髪の「タネ」を移植する技術としても、その有用性が重視されています。
とはいえ職人のような自毛植毛の技術を操るドクターは器用な日本人であっても少ないのが実情。ドクターの技量や手術数には差があることは前提として、価格やアフターケアについてもカウンセリングで納得のいくまで話し合って決めることが大切です。複数の医療機関で説明を受け、リスクや費用体系も含めて比較しながら判断することが望ましいでしょう。
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