【中学受験直前・虎の巻】合格をつかむために親ができること&NG行動《入試当日を徹底シミュレーション!》食事・睡眠・直前の勉強サポート
最優先すべきことは、何よりも体調管理です。これは取材を通しても、そして自分自身の経験からも、はっきりと言えます。親御さんはサポーター、応援団として、お子さんが力を発揮できるようにお膳立てをすることを第一に考えましょう。それ以外は、多少間に合わなくてもOK。そうおおらかに構えるのがいいと思います。
食事に関して、特別なことをする必要はないと思います。むしろ「いつも通り」がいちばん。栄養を意識するあまり、普段食べ慣れないものを取り入れるのは、かえってリスクになります。
わが家では、冬期講習や正月特訓の時期、消化がよく温かいものを意識し、お弁当ではスープジャーを活用していました。長時間、塾で過ごす子どもにとって温かいスープはそれだけでほっとできるし、野菜も取りやすく、親も簡単に作れるので便利でした。
塾や勉強のすきま時間にすばやく糖分補給ができるよう、ゼリー飲料にブドウ糖が入ったもの、ミニ羊羹やラムネも持たせていました。子どもが気に入れば、入試当日のおやつとして持たせました(試験会場内で飲食が可能かどうかは学校によるので、必ず募集要項や受験の心得で確認してください)。
入試当日にお弁当が必要な学校もあるため、本番の予行演習のつもりでこの時期に同じメニューを試すのもおすすめです。また、朝ご飯は本番と同じメニューを事前に試してみるのもいいでしょう。水分量や食べ合わせ、ごはんの分量を試しておくと、お腹が痛くなったりトイレが近くなったりするリスクを少しでも減らすことができます。
睡眠も同様に重要です。わが家の場合、受験生時代はちょうど成長期と重なり、いくら寝ても眠い状態でした。「このままで大丈夫なのだろうか、寝すぎなんじゃないだろうか」と不安になり、塾の先生に相談しました。
返ってきた言葉は、「眠くて集中できない時間が一番非効率です。必要なら思い切って寝かせてください。でも、いくら寝ても眠いものですから、8時間を死守して、あとはできるだけリズムを守りましょう」という言葉でした。
振り返って冷静になれば、直前期ともなれば睡眠を削って暗記をするよりも、集中できる時間を確保することが大切だと感じます。あれもやりたい、これもやりたいと手を広げたくなりますが、腹をくくって、まずは睡眠時間。残った時間でいかに集中できるかを追求しましょう。
勉強面で親ができる、「現実的な」サポートとは?
6年生の後期になると、学力はすでに「親が教えられる段階」を超えています。だからこそ、保護者は“環境づくり”に徹することが重要になります。
取材で印象的だったのは、「後期の合格判定模試は宝の山」という塾の先生の言葉です。判定結果に一喜一憂するのではなく、どの単元で間違えたのかを洗い出し、ピンポイントで復習するための材料として活用しましょう。



















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