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北朝鮮が重要会議で2025年を総括、長期5カ年計画「完遂」を強弁? ロシア派兵に金正恩氏「名声を世界に馳せた!」と自賛【前編】

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  • 坂井 隆 元公安調査庁調査第二部長、北朝鮮ウォッチャー
  • 箱田 哲也 朝日新聞記者
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箱田:その他の経済分野はどうでしょう。

坂井:「農業部門が昨年より高い穀物収量を記録」「今年の経済発展の各目標とともに5カ年計画が完遂された」といった金総書記の発言が報じられていますが、その信憑性にはいささか疑問があります。

箱田:どのあたりが怪しいですか。

坂井:穀物生産高に関しては、すでに稲刈りが完了して久しいにもかかわらず、これまで全国レベルでの対前年比報道がなされてきませんでした。

近年の農業の振興ぶりを詳報した「朝鮮中央通信社報道」(25年12月5日付)でも、24年度分については「2023年より全国的に数十万トンの穀物が増収」としつつ、25年に関しては「進んだ営農方法が一般化されて穀物生産が成長」などと抽象的な表現にとどまりました。

食糧問題、一定程度は改善か

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