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牛丼の松屋が「舎鈴」「六厘舎」を傘下に収めラーメン業態を本格開拓。吉野家に続いて、脱「牛丼一本足」へ

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牛丼の主要原料である牛肉は価格の変動が大きいのが特徴だ。松屋フーズはこの影響を大きく受けることで、近年は営業利益が上下することが続いてきた。そこでとんかつの「松のや」やカレーの「マイカリー食堂」などの出店を強化し、牛丼以外の業態の育成を図ってきた。近年は1店舗内に複数ブランドが入った業態で出店し、売上高を伸ばしてきた。

一方で、こうした複合店は厨房や客席などで相応の店舗面積が必要で、出店はどうしても郊外が多くなってしまう。店舗面積の取れない駅前などの立地では、松屋単体での出店が中心となる。

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