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〈大見社長の見解は?〉あおぞら銀行に潜む「再起に向けた死角」/1年間で3763億円の個人預金が流出
給与振り込みのほか、住宅ローンやクレジットカードの引き落としに設定されるなど「家計のメイン口座」の位置づけが強い口座ほど預金が滞留しやすく、粘着性が強い。だが同行は、住宅ローンもクレジットカードも取り扱っておらず、マイナス金利時代に高金利を付すことで預金を集めてきた。
ところが、金利が復活して1年定期を中心に預金獲得競争の幕が上がると、金利で集めた預金がより高い金利を提示する銀行に流出。あおぞら銀行も派手なキャンペーンを打って応戦したいところだが、そうはいかない事情がある。預金の調達コストが「天井」を超えているからだ。
(本記事末尾から大見秀人社長のインタビューを掲載しています)
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