有料会員限定

〈大見社長の見解は?〉あおぞら銀行に潜む「再起に向けた死角」/1年間で3763億円の個人預金が流出

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

給与振り込みのほか、住宅ローンやクレジットカードの引き落としに設定されるなど「家計のメイン口座」の位置づけが強い口座ほど預金が滞留しやすく、粘着性が強い。だが同行は、住宅ローンもクレジットカードも取り扱っておらず、マイナス金利時代に高金利を付すことで預金を集めてきた。

ところが、金利が復活して1年定期を中心に預金獲得競争の幕が上がると、金利で集めた預金がより高い金利を提示する銀行に流出。あおぞら銀行も派手なキャンペーンを打って応戦したいところだが、そうはいかない事情がある。預金の調達コストが「天井」を超えているからだ。
(本記事末尾から大見秀人社長のインタビューを掲載しています)

次ページ調達コストがさらに高まる懸念は?
関連記事
トピックボードAD