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経営戦略の強化策としての「リジェネラティブビジネス」。バイオ、風力発電など先進事例から学ぶべき、5つのポイントとは?

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もう一つの事例は、日本の再生可能エネルギー企業であるグリーンパワーインベストメント(以下、GPI)を紹介する。風力発電を得意とし、近年では洋上風力発電も推進している。その開発は特徴的であり、地域事業の創出・強化にも力を入れており、風力発電とともに事業の柱としている。地域事業とは、例えば、地域を支える農業や漁業などの1次産業や、新しく構築する集積産業を指す。

この社会的意図としては、地域の発展のためには、市民が家族で長期的に居住できる、したいと思えることが重要であり、産業・働き口、医療、教育を整える必要があるが、その中でもはじめに働き口を創出すべき、ということがある。風力エネルギーが開発される地域では、1次産業が盛んであるが、苦境に立たされていることも多い。それを地域とともに成長させるというものだ。

次ページ実践の要は、これまでの殻を破ることにある
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