「寿司をなでなで…」回転寿司店でまた迷惑動画、次はZ世代に大人気のSNS「BeReal(ビーリアル)」が新たな火種に?親や学校が知っておきたいこと

迷惑動画といえば、同じく回転寿司チェーン「スシロー」で当時高校生だった男性が行った迷惑行為が思い出されます。男性は唾液を付けた指で回転レーン上の寿司を触り、醤油ボトルをなめるなどの迷惑行為により炎上しました。
その後、男性ら数人は運営会社から約6700万円の損害賠償を請求され、調停が成立しました。同時に、男性は器物損壊の非行事実で岐阜家裁に送致されています。
スシローの迷惑動画事件はマスメディアにも大きく報じられ、迷惑行為や動画を撮影するリスクについて多くの人が理解していると思います。しかし、それでも迷惑動画の炎上はやみません。
最近の事例でだけでも、コーヒーチェーン「ドトールコーヒーショップ」でアルバイト従業員が「プラスティックダミー・サンプル」のソフトクリームで遊ぶ様子、ラーメンチェーン「京都北白川 ラーメン 魁力屋」でアルバイト従業員が卵を投げ合う様子、ハンバーガーチェーン「マクドナルド」で客の高校生が店内の備品を鼻の穴に入れてえずく様子が撮影された動画による炎上が起きています。マクドナルドの件では生徒が通う学校が謝罪を行う事態となっています。
こうした迷惑動画はアルバイト中に行われることもあり、「バイトテロ」とも呼ばれます。また、Twitter(現X)では「バカッター」、Instagramでは「バカスタグラム」として拡散されてきました。しかし、最近の迷惑動画は新たなSNSが使われるケースが増えてきました。それは「BeReal」(ビーリアル)です。
Z世代に大人気のSNS「BeReal」とは
「BeReal」は、2020年1月にフランスでリリースされた写真共有SNSです。日本では2023年頃から急速に人気が高まり、ユーザーの約9割がZ世代(14歳〜27歳)という、若者から熱烈な支持を集めているサービスです。
サイバーエージェントが2025年2月に発表した「2024年Z世代のSNS利用率調査」でZ世代のSNS利用率を見ると、「YouTube」、「Instagram」、「X」、「TikTok」に次いで、5位に「BeReal」が入っています。
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