東洋経済オンラインとは
ライフ

大阪の文化建築と歴史を味わう旅へ 《重要文化財「綿業会館」のクラシカルな様式美に迫る》 大人気!季節の料理も楽しめる一般見学ツアーとは

10分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

一般見学会では、会員以外の人が月に1回、建物内部を見ることができるツアー(有料)を実施している。毎月第4土曜日、午前・午後と2部制で開催しており、各回40名ほどが参加できる。見学会開催日3カ月前の1日・2日の2日間で受付をする。

滅多に入ることができないことを知っているファンが、申し込みに押し寄せるため抽選制で倍率が高い。各回平均10倍から時には20倍から30倍になることもあるという。

地階にあるグリル(写真:一般社団法人日本綿業倶楽部)

見学コースは1時間ほど。1階の玄関ホールから入り、会員食堂、3階にある談話室、貴賓室、会議室を見学し7階の大会場を回る。その間に倶楽部の職員がその歴史をゆったりたっぷりと説明する。午前の部は見学が終了すると、1階にある「会員食堂」あるいは、地階にある「グリル」で食事ができる。

地階にあるグリルで提供される、2カ月ごとに更新するコースメニュー。写真は肉料理(写真:一般社団法人日本綿業倶楽部)
今夏提供する「四季の特別メニュー~夏~」。季節ごとに更新される(写真:一般社団法人日本綿業倶楽部)

もちろん午後の見学会参加者にも機会はあり、会の終了後に食事券がもらえるため、後日グリルで味わえる。

グリルのメニューは2カ月ごとに更新しており、お魚料理やお肉料理のコースから、カレーライスやパスタなどの単品メニューまでラインナップが豊富だ。実にクラシカルなレストランである。

常時ではないとはいえ、会員以外でも入ることができるチャンスが増えている。「見学会や婚礼利用のために開放したことでこの場を知ってもらうきっかけができている」と槙島氏は話す。

以前はSNSなどでの情報拡散は禁止していたが、最近は積極的に推し進めているという。会員の人たちからも概ね肯定的で「なんだか今日は活気があっていいね」とおおらかに受け止めているそうだ。

由緒正しきクラシックの空間で、フレンチを中心とした料理を味わう時間はどんな心地がするのだろうか。予約を取るのが難しくても、少し前から計画してなんとか旅程に組み込んでみたいものである。わざわざ足を運ぶ価値がありそうだ。

東洋経済Style&Lifeのトップページはこちら

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数