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ある経済学者を駆り立てた対米開戦前の苦い経験とは?思い知った【日本の脆弱点】戦後は“天恵”のエネルギーを推進…有沢広巳の歩みをたどる

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日本が経済制裁により、とくに石油の面で追いつめられる中で、秋丸機関の報告書は開戦を正当化するための材料として使われてしまった可能性がある。有沢の戦後の証言の裏には、消極的にではあっても開戦を後押しするような調査をしてしまった、という忸怩たる思いがあったのではないだろうか。

「傾斜生産方式」真の意図は石炭ではなかった

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