物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで 村田奈々子著

物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで 村田奈々子著

EUのお荷物でしかない怠惰なギリシャ人──。本当にそんなに単純で能天気な人々なのだろうか。

オスマン帝国からの独立後、ギリシャ人は、偉大すぎる過去に加え、列強諸国の思惑に翻弄されてきた。1981年、ECの正式加盟国になり、その後、「ギリシャ人のためのギリシャ」「特権なき人々のための政治の実現」の2大政治スローガンを掲げ、変革を進める。そして2001年にユーロを導入。GDP比の財政赤字は00年に1%まで低下したはずだった。ところが、09年見通しの粉飾発覚とともに、過去にさかのぼり相次いで修正に追い込まれる。

ヨーロッパ文明を開いた過去に振り回されるギリシャの近現代150年を振り返る。

中公新書 903円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • 最新の週刊東洋経済
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT