じゃ、やってみれば 阿部秀司著
当初3人で船出したCMプランニング会社が、4半世紀の間に、興行収入10億円を超すヒット映画を20本以上“量産”するクリエーティブプロダクションに成長。著者は、その映像制作会社ROBOTの創業者である。
映画第1作『Love Letter』は岩井俊二監督のデビュー作、第2作が後に『踊る大捜査線』でブレークする本広克行監督。さらに『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督を発掘し……。もちろん失敗作もあったが、多くの幸運に恵まれる。それも、「『運』とは、偶然ではなく、その人の努力の積み重ねによってもたらされる必然の産物」なのだという。
本書は、映画・映像プロデューサーとして数々のヒットを世に送り出してきた著者の酸いも甘いもある「人生訓集」。「ヒットの方程式」はないとはいえ、「強い意志」「素早い行動」「ちょっとしたチャンス」があれば、成功に限りなく近づけることを教えてくれる。
日本実業出版社 1575円
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