ビジネスで着ける腕時計「ケース素材で選べ」の訳 高級感、機能性、表現力…時計の個性が表れる
スポーツウォッチには高性能なステンレススチールを用いるのがセオリーだが、ダイバーズウォッチなど大型ケースの場合、あまりにも時計が重くなりすぎるという問題がある。そこで採用されるようになったのが「チタン」だ。
ステンレススチールよりも圧倒的に軽く、高耐食性をもち、金属アレルギーを起こしにくいという理想的な素材であるため、スポーツウォッチだけでなく、ドレスウォッチやラグジュアリーウォッチにも用いられるようになりつつある。
ちなみにチタン素材は非常に加工が難しいとされており、ポリッシュ仕上げや複雑なデザインは苦手である。だからこそ、チタン素材でありながら美しいポリッシュ仕上げを施し、ケースやブレスレットの造詣が凝っているモデルは、かなり手間をかけて作っているということになる。
セラミック、カーボン…素材開発は進化を遂げている
ラグジュアリーな「ゴールド」、表現力と機能性の「ステンレススチール」、そして機能系の「チタン」が、時計界における三大ケース素材だが、素材開発はさらに進化を遂げている。
耐傷性に優れる「セラミック」は機能系素材だが、ポリッシュ仕上げによって深い光沢が生まれるため、ラグジュアリーウォッチに用いられることも増えている。





        
        
        
      
        
      
          
          
          
          
        
        
        
        
        












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