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アマゾンやマツキヨを支える「有力3PL」の勝ち筋 AZ-COM丸和の社長が語る「進化する小売業物流」

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和佐見勝/わさみ・まさる 1945年生まれ。中学卒業後に青果店に就職。1973年に丸和運輸機関(現AZ-COM丸和ホールディングス)を設立し、社長に就任。2009年からCEO(最高経営責任者)を兼任。2017年から日本3PL協会会長も務める(写真:尾形文繁)
明確な成長戦略を掲げる企業が少ない国内の物流業界の中で、特定の分野に経営資源を集中して、近年急激な成長を遂げたのがAZ-COM丸和ホールディングスだ。小売業界に特化して3PL(物流の一括受託)を展開している。2024年は低温食品物流事業を手掛けるC&Fロジホールディングス(C&FHD)に対し、同意なきTOB(株式公開買い付け)を仕掛け耳目を集めた。今後重視する領域やM&A(合併・買収)戦略について、和佐見勝社長に聞いた。


――C&FHDについては、対抗TOBを経てSGホールディングスが買収しました。今後もM&Aを仕掛けていくのでしょうか。

C&FHDとは時間をかけて話し合いをしてきたが、M&Aは簡単じゃないってことだろう(笑)。今後もやはり、成長していて、収益が上がっている会社や事業シナジーがある会社を狙っていきたい。

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