客員起業家制度がディープテック領域のトレンドとなっている。

BNVの伊藤CEOは、「EIRを増やし、シーズとのマッチング精度を上げたい」と意気込む(画像:Beyond Next Ventures)
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AIなどディープテック領域で大型資金調達が相次ぐ一方、成熟ベンチャーの調達環境は悪化。「優勝劣敗」が鮮明になっている。本特集「すごいベンチャー100 2024年最新版」では、激変下でも伸びる未来のユニコーンを一挙紹介する。
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EIR(客員起業家)制度を利用して起業に挑む人が徐々に増えている。
EIRとは、一般的には起業志望者がVCなどに籍を置きながら起業を目指す制度を指す。収入を確保したうえで、所属先のリソースを活用しながら起業を準備できる利点がある。
VCにとってのメリットは、社内外のシーズ(起業の基になる技術)と優秀なEIRをマッチングさせ、自社で育成できるため、投資の成功確率を高めやすい点だ。
EIRプログラム「APOLLO」
「わくわくできる大きなビジネスで起業したかった。その目標に、EIRなら最短距離でたどり着けると思った」
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