「同意はするが、少しずつ時間をかけて売ってほしい」。ある銀行の幹部は、政策保有株式(政策株)について取引先からこう請われた。
政策株の縮減が進まない一因は、発行体が売却を渋ることだけではない。物理的に売れない政策株も少なくないのだ。流動性の低い中小型株の場合、大量の政策株が市場に放出されると株価に下押し圧力がかかってしまう。非上場株なら引き取り手を見つけることさえ困難だ。そんな「売るに売れない」政策株に商機を見いだす人々がいる。
政策株の受け皿は「個人」
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録頂くと、週刊東洋経済のバックナンバーやオリジナル記事などが読み放題でご利用頂けます。
- 週刊東洋経済のバックナンバー(PDF版)約1,000冊が読み放題
- 東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
- おすすめ情報をメルマガでお届け
- 限定セミナーにご招待
この記事の特集
トピックボードAD
有料会員限定記事