有料会員限定

「売るに売れない」政策株に商機を見いだす人々 株主優待に受け皿ファンド、低流動性株に光明

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
キーストーン・パートナースのエントランス
キーストーンは流動性が乏しい非上場の政策株を買い取るファンドの組成・運営に乗り出した(提供:キーストーン・パートナース)

特集「背水の政策保有株」の他の記事を読む

「同意はするが、少しずつ時間をかけて売ってほしい」。ある銀行の幹部は、政策保有株式(政策株)について取引先からこう請われた。

政策株の縮減が進まない一因は、発行体が売却を渋ることだけではない。物理的に売れない政策株も少なくないのだ。流動性の低い中小型株の場合、大量の政策株が市場に放出されると株価に下押し圧力がかかってしまう。非上場株なら引き取り手を見つけることさえ困難だ。そんな「売るに売れない」政策株に商機を見いだす人々がいる。

政策株の受け皿は「個人」

関連記事
トピックボードAD